〈写真:2025年5月撮影: L.Aの家具店のディスプレイ〉
私たちが知覚で何かを記憶に留める、またそのイメージを表現する時に、「こんな感じだった」をデフォルメしてしまうのは常である。
似顔絵など、本人が気にしているであろう欠点とも言える部位を、ことさら大袈裟に描いたりするのはアートとしては面白い。しかも似ているならばプロの作品と言えるだろう。
英語の発音に関しても、耳に入るよく知らない言語の音をデフォルメし、一括りにしてしまうきらいがある。特に日本人がメディアや教育の過程で触れる機会の多いアメリカ英語発音を耳にした際、「日本語に無い、全体にこもった感じの音=巻き舌のRの音」が印象的なのかもしれない。
物心がついて耳にする英語発音は昼下がりにやっていた西部劇の映画での男性のセリフ。確かに一定の音の揺れの中でベロベロと巻き舌で話していると捉えていた。
似顔絵に話を戻すと、特徴をデフォルメして本人より本人っぽく見せるのは良いと思う。例えば目が大きな人の目を顔からはみ出して書くなど。事、これが英語発音となると、人とコミュニケーションを取る手段としては、注意が必要となる。
目が大きいから顔のパーツ全部が大きいはずだ、、という変換をしてしまえば、似ても似つかぬ顔が出来上がってしまう。
Rの音など入っていない単語や連結で生じる音まで、おしなべて巻き舌モゴモゴ音にしてしまう現場に幾度となく出くわしている。
英語が堪能でも耳にするのはwas の発音に/ər/が入る現象。何故なのか理由は分かるがここでは割愛する。
この現象、似顔絵で言うと、何となくの記憶で描いているうちに、似て非なる顔が出来上がっている感じ。それをそっくりだ!と思うのか、何かおかしいぞ?と気付くかは描く人をどのくらい鋭く観察し、相応しくデフォルメしているか否かに掛かってくる。
たまたま受講生の方から、参加されている英語サークルでのR問題へのお悩みがあったので題材にしてみた。
センサーは人それぞれ。私はたまたま音に敏感だから発音の道を極めたくなった部類だ。VARKのような分類で一番敏感な箇所を用いて学習するのが何事も快適で近道。
次回は、これも受講生の方と話題になった小さい「ッ」日本語、英語、逆転問題に関して綴ってみるとしよう。
Salon de 925
住所:東京都港区南青山4丁目 (根津美術館近隣)
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