発音は見えないから音のイメージを視覚化して楽譜にすることのススメ〈東京 港区 英会話 発音〉

query_builder 2025/05/14
発音は見えないから音のイメージを視覚化して楽譜にすることのススメ〈東京 港区 英会話 発音〉

〈写真: 2023年6月撮影:ロンドンの書店「WATERSTONES」のウインドウ〉


知覚で何かを再現する能力。見たものを描いて再現できる。聞いたものと同じ音が出せる。嗅いだ香りをブレンドして作れる。味から調味料や隠し味も解る。


人それぞれ得意分野が違うから面白い。遺伝的に優位、訓練して研ぎ澄ます、両方あるかもしれない。


昭和の昔、今では信じられないが、友達や親戚の電話番号を覚えているのが当たり前で、ダイヤル式電話を時計回りに回すときや戻る時の音や長さで、今自分や家族が誰に掛けているかイメージできていた記憶がある。


例えば母親が祖母に電話する時のダイヤルのメロディを記憶していて、そのダイヤル音が聞こえると祖母の顔が目に浮かんだ。プッシュフォンになっても作られる音の組み合わせで相手の顔が浮かぶ事もあった。


録音機器などない時代、私自身は覚えておきたいメロディを、音の高低がわかるように線で書き記し、並べてリズムを「タリララッタラ、タリララッタラ、、タリララッタラッ、タン(ポンポンポン)のように書き留めていた。それは今でも変わらない。


発音レッスンの準備をするときも、使うネイティブ音源のリズムやトーンを自分がそのまま再現できるように、独自の線やマーク、イメージを書いておく。英語の場合は日本語よりも曲線の緩急で音が動くが、イギリス英語は時に鋭利な角度をつけてストン、と音が落ちるので、そのように線で書き表す。


視覚化して直ぐに再現できるようにするには私にはこれが1番楽で便利だからだ。


ピアノの楽譜にも奏でたい音の世界観、イメージを随所に線やマーク、イラスト書き記していた。演奏しながら字を読むのは効率が悪く、色や形で音のイメージを表記する方が文字認識よりも右脳が優位に働くからか、意図を還元し易い。


英語のトーンやリズムを掴むために、聴覚で捉えた理想の音を視覚化して英文に重ねて書き記し、それを見て再現を繰り返すのも一つの発音の習得方法。 これも人それぞれで、きっと違う方法が有効なパターンもあるはず。自分の脳でどんなシグナルが行き来しているか見てみたいものだ。


あっ、因みに例えに出した上記のタリララッタラ、のリズムだけでも何の曲か解る方。間違いなく関西圏出身、もしくは西の地方、福岡の毎日放送などを知っているある世代以上の方とお見受けしました。


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Salon de 925

住所:東京都港区南青山4丁目 (根津美術館近隣)

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