英語発音を文化で捉える。西洋は曲線と連続、日本は直線と区切りが主流〈東京 港区 英会話 発音〉

query_builder 2025/04/15
英語発音を文化で捉える。西洋は曲線と連続、日本は直線と区切りが主流〈東京 港区 英会話 発音〉

先週末、英語音声学者の小川直樹氏をゲスト講師に迎えてのサロン講座でした。私自身の受講生や以前受講された方からの勧めで参加された方達を前に、小川講師の深面白い英語発音講座、「正統派イギリス英語はアメリカ英語とどう違うの」が再び展開されました。

そしていつも楽しみなのが、講座を終えた後に講師や参加者から溢れ出る英語や発音に関する四方山話。お茶やお菓子を囲むとリラックスして、講座で出現した事実を裏付ける個人的な学びや経験やトリビアが飛び交い易くなります。

お茶タイムは私も参加者の皆さんと交流できる楽しみな時間。そこで私なりの考察の一部をシェアしました。

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英語と日本語が言語の成り立ちも発音も全然違うのは分かる。でも何がどうして?

私が確信を持っている事柄は題名に記したように、西洋の文化と日本の文化の決定的な違い。それは立体的な曲線と二次元的な直線の組み合わせ。


音楽、絵画、踊りなど芸術全般、スポーツに至るまで、西洋的な物はアラベスク模様のように連続した曲線で表現されている。とにかくクネクネと蔦が絡まる、海外のお城のアイアンゲートのデザインのようなイメージ。

それに対して日本の古代の音楽、文化芸術、武道、茶道、舞踊などなど。圧倒的に直線のイメージ。畳や障子のデザイン、摺り足で動く動作なども直線を上下左右進むような共通点がある。

言葉というのは文化背景が最も反映される一つなので、自ずと連続する曲線のようなネイティブの英語と、高さを変えながら直線的に動く日本語の発音には歴然とした違いがあるのは当然かもしれない。


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こんな私なりの考察をお話していたら、そのお話でブログが書けそう!と参加者のお一人がポロリと。

そんなわけで忘れないうちにこのテーマの一節を徒然なるままに記した次第です。

講座の内容をきっかけに、日頃感じていた事や疑問に思っていた事を専門家とシェア。あれこれお尋ねしながら答え合わせして頂く時間を大切にしています。お仕事、子育てや介護、ご自身の体調管理など、何かと忙しい日常を少し離れ、大人が学びを深められる場としてサロンが育っている喜びをかみしめています。

次回の小川講師の講座は6月下旬〜7月中旬を予定しています。秀逸なオヤジギャグと笑いで一気に緊張が吹き飛ぶ、感性を磨きたい大人のための英語発音講座です。


〈お知らせ〉

6月1日にサロン主宰者の栗林の登壇による

「映画ノッティングヒルを満喫する」講座をご用意します。講座の流れはあらためてお伝えしますが、何と言ってもお楽しみは講座の後のイギリス菓子職人によるプティ•アフタヌーンティー。癒される美味しさのスコーンなどのイギリス菓子、心に沁みるスープ他の準備を進めています。


先行予約期間を設けて割引クーポンもご提供しますのでご案内をお待ちください。こちらのブログに掲載と同時に募集を開始します。


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Salon de 925

住所:東京都港区南青山4丁目 (根津美術館近隣)

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