英語の発音がリズミカルでノリよく聞こえる理由、それは裏拍の存在!〈東京 港区 英会話 発音〉

query_builder 2025/03/02
英語の発音がリズミカルでノリよく聞こえる理由、それは裏拍の存在!〈東京 港区 英会話 発音〉

洋楽のコンサートは若い頃から数えきれない程出向きましたが、海外でのコンサートと国内での観客の手拍子の違いを如実に感じたので、その理由をお話ししたいと思います。


幼少期から洋楽を聴き込んでいたのと、音楽に携わった期間が長いので、言葉に関してもその言語のリズムには敏感に反応します。そうでなくても、日本語には無い裏拍が英語にあることは何となくわかると思います。ンタ〜、ンタ〜みたいに表記すると、この小さいンの存在が英語の発音、そしてリスニングに大いに関係します。英語の単語そのもの、そしてフレーズとなった時も日本人が平坦になり易いのは、この裏拍となる箇所が盲点になるからです。


ではこの裏拍とは何なのか?英語はストレス(私たちはアクセントと言いますね)、つまり重力の掛かる箇所が決まっていて、それ以外は黒子ののポジションです。日本語もゼロではないですが、音程が移動することがイントネーションになっています。英語は第二音節以下にこのストレスが来ると、第一音節の頭の音は黒子になります。これが先に述べた小さいンです。ここをタンとしっかりした拍から始まると思って発音したり、聞こうとすると頻度の多い第二音節から始まる単語だと、日本語脳が判断し聴き取れません、、に陥るんです。


英会話でつまづくのもリズムが掴めずに単語の羅列になるからです。私もかつてそうでした。英語とは?この音の仕組み、しかも連結した際に起こる音の変化も含めると、裏拍を熟知しているか否かが、英語らしい発音やリスニングのスキルの決めてとなります。


冒頭の海外や、英語ネイティブが多いコンサートでの手拍子の違いはリズムの幅の後半で打ち鳴らすと言う点です。日本人は拍子木のように一拍目の1番頭のところで手を打ちます。ンタ〜ンが苦手なので、感性の鈍い、ノリの悪い手拍子、つんのめるような手拍子になりがち。いつも少しイラッとしていたのですが、ロンドンで出向いたミュージカルやコンサートでの観客の裏拍を感じる手拍子、拍手にニンマリが止まらない私でした。


リズムに関しては色んな要素があるのでまた発音の学びのポイントとなる点を改めて掲載しますね!


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Salon de 925

住所:東京都港区南青山4丁目 (根津美術館近隣)

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